こんにちは。

今日は2か月半ぶりにEさんがお見えになりました。

室内は十分な喚起を行い、入り口で手を消毒。

マンツーマンですから会話をするにも3メートルは

空け、レッスンそのものも4メートル以上離れて

行いました。

しばらくぶりという事もあり

軽いウォーミングアップのような感じで

始めました。

今の時期は腹式発声は控えて寧ろ滑舌の

練習から入っていきました。

ところが以前はスムーズに言えていたことが

うまく言えません。

しばらくぶりという事と

マスクでの日常が口の動きを

悪くしていました。

うまく言葉が言えず噛んでしまうのです。

つまり口が開いていないからです。

 

実際、周りを見てもそうです。

元々、発音する為の口の開き等、意識しない人が

圧倒的に多い中、マスクをする事で猶の事

無頓着な話し方になっている傾向があります。

この状態が長引けば、マスクを外した時

人前に立って話す事など先ず難しいと思いました。

第一に声が出ない、口の開きが悪くなることで

声がこもる・早口・不明瞭な発音・息切れ・表情が乏しい等

これだけでもあがりの要素は十分です。

 

実際、マスクを外して練習しても

口が開いていません。

その為、言葉が詰まってしまうのです。

しかも声そのものも以前のような張りが失われています。

「イヤーなんか声も出なくなっちゃって」とEさん。

4メートルは距離をとっているので一時マスクを外して

口を開けてからゆっくり吐く息にのせて

言葉を発してもらいました。

するとスムーズに言えるようになりました。

 

体の器官と言うのは使わないでいると

段々とその部分が退化してきます。

何か言おうと思っても言葉が上手く出てこない

と言うのもその一つです。

女性がお喋りをするのに対し男性はそうした事が

少ないだけに尚の事その傾向はあるようです。

声は健康のバロメーターです。

しかも言葉を使う事で脳に刺激を与え

若さにもつながります。

コロナウィルスにより今は思い切り

お腹から声を出して、と言うわけにはいきませんが

声を出すという事は大事です。

 

実習はそれくらいにして今日は

ビジネスでもプライベートでも

「好かれる人」逆に「避けたい人」等

身近に思い出しながらそれを分析し

いずれも役に立てていくという方法を

お話しました。

Eさん「なるほど」と何度も頷かれ

「早速、やってみます」

そういって帰っていかれました。

 

何事も知識で知っているだけでは

いざという時に役立ちません。

学んだことを普段から実践していってこそ

身につき役に立つのです。

何事も実践です。

 

初めはあがり症を何とかしたいと思って

通われていたEさん。

成功体験を重ねるうちに自信となり

今では仕事関係の集まりで是非プレゼンをしたい

と言うほどに意欲満々です。

 

マスクが無用になった時こそ

Eさんが活躍するチャンスだと思います。

そんな日が早く来てほしいものです。